TACやLECの自習室で耳栓を使用して、勉強をしている人を見かけます。
皆さんは試験勉強において、耳栓を使っているでしょうか?
私は、最初は耳栓を使用していなかったのですが、耳栓の効用を語っている雑誌を見てから使用するようになり、最終試験あたりではかなり役に立ちました。
振り返ると、暗記の集中力や継続力に大きく影響したのが耳栓であったかなと思える点もありますので、今回は耳栓の効果について記載します。
集中力を上げる
資格試験の勉強に限らず、仕事でもスポーツでも家事でも、集中力が上がるほど、効率が上がります。
集中力を高めるためには、行っていること以外のことは、可能な限り考えないようにする必要がありますが、ちょっとしたことで集中力が途切れてしまうことが多いです。その原因は「音」であることがほとんどです。
音がもたらす集中力への影響は非常に大きく、音により途切れた集中力を取り戻すには30分から1時間ほど必要と言われています。
自宅以外でも、図書館やTACやLECの自習室、カフェで勉強している人が多くいらっしゃると思います。ちなみに私は、鑑定評価基準の暗記は自宅や通勤電車が多く、短答式の問題集を解いたり、論文試験の過去問を読みまくる時は、エクセルシオールを利用することが多かったです。
自分は集中しているので大丈夫と思っていても、様々な音が耳に刺激として伝わっています。
特にカフェでは音楽が常に流れており、人の出入りも多いので、気づかないうちに音による集中力の断絶が起きている可能性が非常に多いです。私もカフェで2~3時間も勉強して自己満足で帰ることが多かったのですが、よくよく考えると、周りの学生の会話が気になったり、店員の様子が気になったりと集中できていない時間が多かったなと思います。
耳栓をすることで様々な音が遮断し、集中力が途切れる頻度を少なくすれば、学習効率が向上するのは間違いありません。特に、不動産鑑定士試験のように、基準の暗記が合否を決定づける試験においては、集中力の維持が非常に重要です。
脳のストレスを減らし、脳を休ませてくれる
私が当初もっていなかった視点なのですが、耳栓の効果として、脳のストレスを減らし、脳を休ませてくれるという効果です。
資格勉強での使用方法としては、勉強の合間の休憩時間に、耳栓を使用して脳を休ませる方法です。
音という刺激が耳に入ることで脳は常に反応しています。常に脳が反応していると、脳のストレスを減らし、脳を休ませるタイミングがありません。
脳の疲れが蓄積すると、暗記効率が落ちてしまいます。また、潜在的にも、脳の疲れが蓄積することで、心身への疲労感が高まり、学習を継続しようとするモチベーションも下がってしまいます。
お勧めなのは、勉強の合間に耳栓をしながら同時に目もつむり、10分ほど休憩をとることです。耳栓を使用して、確実に脳を休ませ、学習効率を上げていきましょう。
お勧めの耳栓
勉強中の耳栓の使用は、どうしても身につけている感覚が気になってしまって無理という人もいるかと思います。特に、長時間にわたって使用していると、かゆい・気持ち悪いという人もいます。
私も最初は耳栓が気になって仕方がないタイプでしたが、様々なトライを繰り返し、自分にフィットする耳栓と出会うことができました。
個人的にお勧めな耳栓を紹介しておきますが、人それぞれですので、ご自分に合った耳栓に出会えれば、これからの人生においても学習効率は上がるはずです。
↓で、いくつか試すパターンもありです。個人差がかなりあります。
防音用イヤーマフで、2,000円以下の商品で効果があるのも出ています。
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