試験直前はあえて睡眠不足にする
試験本番に備えて、試験前日は早く寝るという人がいます。
しかし、試験のことを色々考えて寝れない、いつも寝る時間でもないのに無理に寝ようとしても寝れないなど、結局、真夜中に何度か起きてしまい、睡眠不足のまま試験本番に突入という最悪のコンディションを迎える方もいます。
そもそも、試験前日に早く寝るというのは、戦略としては甘いとしか言いようがありません。
試験前日に上手に睡眠に入れるためのポイントは、試験前々日には遅い時間に寝て、試験前日に早起きをすることで、睡眠不足の状態を意識して作り出すことです。試験前日の日中は仮眠をとらないようにすることも大事です。
このように睡眠不足の状態を作ることで、試験前日は普段の就寝時間よりも早く眠りにつくことができ、ぐっすり寝ることができます。また、試験当日もやや早起きすることができ、朝の準備を念入りに行うことができます。
短答式試験は1日勝負なので前日の就寝時間のコントロールは必須です。
論文試験は3日間続くので、1日目前日の就寝時間さえコントロールできれば、1日目の夜、2日目の夜は脳が疲れていることから、寝れないという事態は避けることができます。
普段から食事や運動による翌日の体調を意識する
一流のアスリートはちょっとした体調の変化で成績に影響することを知っているため、日頃から自分の体調を意識した生活をしています。
また、高年収コンサルタント、商社マン、弁護士・会計士といったビジネスのプロフェッショナルであることを自負している人もフィジカルトレーニング、メンタルトレーニングを意識して行っているため、日頃から自分の体調を意識しています。
難易度が高い試験に挑む方も、日頃から自分の体調を意識した生活をすることがポイントです。
具体的には、試験当日に最高の状態で挑むことができるように、普段からどのような食事をしたときに翌日に調子が良いか、どれくらいの運動をすると翌日に調子がよいか、メモをとっておくことです。メモを取り続けていくと、自分の体調をどのように整えるとベストになるか、自然と分かっていくようになります。
不動産鑑定士試験はもちろん、司法試験や公認会計士の試験のように2年~3年もの長い時間を資格試験の勉強に費やしてきたのに、ベストの体調で試験当日を迎えることができないのは、人生の戦略ミスとしか言いようがありません。
日頃から自分の体調を意識した生活を送り、試験当日を最高の状態で迎えることができるようにすることは、不動産鑑定基準、定義や判例などを覚えること並みに重要であることを意識するべきです。
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