夜と朝の時間を大事にする
不動産鑑定士試験は、大学生受験生もいますが、社会人受験生が多い試験です。
社会人ですと、日中は自由な職種以外は勉強が可能な隙間時間がない方がほとんどです。そのため、夜と朝の自分時間をどれだけ活用できるかが大事になってきます。しかも、夜と朝の時間は暗記作業をするのに、ベストな時間なのです。
不動産鑑定士試験のように、理解も大事ですが、暗記すべき項目、暗記すべき基準が多い試験は、夜と朝の時間を大事にする習慣をつけるべきです。
夜はインプット時間として徹底する
先ほどから、夜の時間⇒朝の時間という順番で話していますが、「寝る前のインプット」から「起きた後のアウトプット」という順番が効率的な暗記方法になります。
寝ている間に記憶が定着するという話は聞いたことがあるかと思うのですが、睡眠中の記憶はどのようにされるのでしょうか。
直前の記憶、すなわち寝る前の記憶から優先的に整理されて定着されます。古い記憶、すなわち日中の記憶は寝る前の記憶が整理されてから、やっと定着されていきます。
そのため、日中の暗記内容よりも寝る前の暗記内容のほうが、記憶されやすいのです。
朝はアウトプット時間として徹底する
上述の理由から、仮に朝に暗記時間を捻出しても、記憶として定着される寝る時間までは14~16時間くらいはあるため、あまり効率は良くありません。
むしろ、朝のエネルギーのあるうちに、昨夜の暗記した内容をアウトプットとして、定着度合いを振り返ったほうが、さらなる記憶の定着につながるため、効率的です。
社会人の方は、朝の通勤時間という決まった時間帯をお持ちですので、夜のインプットをルーティンワークとして行い、通勤時間でアウトプットしてみることで、確実に暗記ができていくようになります。
別に紙に書いてアウトプットしなくても、夜のインプット内容を頭の中で繰り返して、解答をスマホでみるだけも、記憶の定着度合いが違ってきます。
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