短答式試験の延期について
4月10日に国土交通省土地鑑定委員会より、短答式試験の延期が発表になりました。内容は、
1.短答式試験は5月10日実施予定から6月中旬以降に変更
2.論文試験は8月15日~17日から延期となる可能性がある
ということです。
この記事を書いている段階では、コロナ収束の道筋も不明であり、オリンピック、インターハイも延期となり、資格試験が6月以降に実施できるかといわれると、今年は厳しい可能性が高いのではと私は思っています。
ただし、延期になったことで最後の追い込みが間に合っていなかった方や、在宅勤務(リモート)が開始になり時間確保がしやすくなった方も一定数はいらっしゃるはずで、うまく時間を活用することで逆元劇も起こりうる可能性も高まったと前向きにとらえることもできます。
どうやってモチベーションを保つか
ただし、事実としては試験延期で多数の方はモチベーションが下がっているはずです。
働きながら勉強している方や、学生で挑戦している方、あるいは専念して試験一本に人生をかけた方など、様々な人生模様があり、延期という先行き不透明な状況に不安になったり、いらだっている方も多いと思います。
もし自分だったら、どうやってモチベーションを保つかと考えてみました。
実施されるかどうかすら分からない試験にコツコツ準備していくのは、非常に難しいです。1日4時間集中して学習できていた人も、目標感がないと1日4時間キープは難しいです。
発送を逆にして、言い方が悪いですが、皆がそうなるということをポジティブにとらえて考えてみてはどうでしょうか。
誰もが読めない状況だからこそ、多数の人の勉強時間は減ってくるし、一定数は勝手に脱落していきます。
冷静に今までと変わらない学習時間を確保していくだけで、相対的に上位に近づいているのです。例年なら、ただ勉強するだけで上位に近づくことはありません。
とりあえず勉強するだけでも発生する効果が大きくなるのです。
そして、試験が実施されることになったときには、アドバンテージを得ているはずです。
様々な状況であるとは思いますが、学習は続けておくことをお勧めします。
不況に強い不動産鑑定士
あと、不動産鑑定士は不況に強いです。
大稼ぎできなくても、一定の仕事は毎年きちんとあるので、これから仮にコロナ不況が続く最悪の場合を想定すると、リスクヘッジで不動産鑑定士の資格をとっておくことは、人生の武器になります。
せっかく勉強を続けられて試験対策をされている方々には、あきらめずに進んでもらいたいです。
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