不動産鑑定士試験当日の記録

短答式試験当日

試験開始は10時からでしたが、試験会場近くのスタバに7時くらいに着いて、2時間くらい復習をしていました。特に「不動産に関する行政法規」の過去問や模試で気になるポイントを50個くらいにまとめていましたので、50個を2セットくらい回した記憶があります。まとめていたといっても、過去問に付箋をつけて赤線を引いていたのと、模試にも赤線で直前のチェックポイントを決めていたくらいです。

試験前はいろいろできそうでも、限られた時間と周りの雰囲気に流されて、何も準備をしていないと何もできません。直前でチェックするポイントを50個くらいにまとめておくと効果的です。

試験会場に着いての感想は、受験者の年齢層が高いなということです。すごいベテラン感が出ている人が多いですが、そんな方々を見てなんとも言えない気持ちになりました。東京会場はすごい狭い席でしたので、過去問や模試の束でカバンがすごい膨張していたため、置き場に困りました。

私は本番は慎重にいってしまう傾向が強く、時間がぎりぎりになってしまうことが大学受験や他の資格試験でもありました。「行政法規」はそこまで時間がかかりませんが、「鑑定評価に関する理論」は相当レベルまで基準理解・暗記が進んでいないと時間が足りなくなる科目のため、確実に誤っている肢を見つけたら他は読まないと決めて進めて、やっと終わる感じでした。最終的には合格点ギリギリでの短答式試験の合格となりました。

行政法規はゴールデンウイーク付近からの追い込みでも相当点数は伸びます。逆に
「鑑定評価に関する理論」は4月中旬までに合格点レベルが見込めないと、厳しい戦いになってしまうと思います。

仮に半年で短答式合格をゲットするとなると、「鑑定評価に関する理論」は、11月~2月に鑑定評価基準の理解・暗記を本気モードで進め、3月~4月は模試を受けての自己分析を行う必要があります。「行政法規」は3月~4月で過去問を2回、3回まわしつつ出題ポイントをまとめておき、4月~5月の直前暗記を頑張る必要があるかなと思います。どのみち論文試験が本当の勝負試験であるため、短答式はあまりエネルギーをかけずに乗りきりたいですね。

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