ネット上で語られている試験合格までの学習時間
良くネットで語られているのが、不動産鑑定士試験合格に必要な勉強時間は2,000~5,000時間という値です。司法試験の合格に必要な勉強時間が1万時間、税理士だと5,000時間というサイトもありますね。
ちなみに、社会人の方が仕事終わりに、学習時間を毎日1時間確保した場合でも1年で365時間、毎日3時間で1年間で1,095時間ですね。どれだけの時間を毎日確保できて何年プランを立てるかは人それぞれの事情で変わってきます。
そもそもTAC講座を受講すると、鑑定理論で150時間、行政法規50時間、民法60時間、会計学60時間、経済学60時間とオプションなんだかんだで、400時間はかかります。
仮に、1日5時間勉強を300日で1500時間、1年合格で1500時間、2年合格で3000時間、3年合格で4500時間。
う~ん、これを考えると早期合格しないと貴重な人生の時間がもったいなく感じてしまいますね。
不動産鑑定士試験合格者の経験から考えてみた必要な勉強時間
親友Xさん、保険会社の先輩合格者Aさん、不動産鑑定事務所の後輩合格者Bさんの経験をもとに考えてみました。
ただ、正確な勉強時間を計っていないので、おおよその日数と学習時間から算出しています。
Xさんの場合 短答式1回目で合格、論文2回目で合格
<主に短答式試験向け>
7か月(X年10月~X+1年4月)× 25日 × 8時間 = 1,400時間
<主に論文試験向け>
26か月(X+1年6月~X+3年7月)× 25日 × 5時間 = 3,250時間
<合計> 4,650時間
Aさんの場合 短答式2回目で合格、論文1回目で合格
<短答式試験・論文式合わせて>
22か月(X年10月~X+2年7月)× 30日 × 9時間 = 5,940時間
Bさんの場合 短答式1回目で合格、論文3回目で合格
<短答式試験・論文式合わせて>
34か月(X年10月~X+3年7月)× 30日 × 4時間 = 4,080時間
なんと!良く語られている目安時間、そのまんまな気がします。
ネットで語られている時間は正しかったのですね。
専業挑んでいる人、働きながら時間を捻出している人、子育てしながら勉強している人、学生など状況は様々だと思いますが、一つの目安としていただけるとありがたいです。
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